八王子城跡三ッ鱗会

[NPO] MitsuUroko Club

八王子城跡 三ッ鱗会

■ 歴史展開:曳橋の架け替え,進捗

【第二世代の曳橋 1990-2014 】

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これが永らく私たちに慣れ親しんできた本格木造の曳橋です(2009年5月2日撮影)。
それが、ある日突然、老朽化のため通行不能に陥りました。
曳橋の冬の時代です。
そしてようやく再建へのステップが開始しました。
私たちは第三世代の曳橋再建作業を見守ってその経過をドキュメントしていきます。

それじゃあ、第一世代の曳橋って?
あれですよ!! あれ!!
そうです。戦国のその時にあった曳橋。それについても状況に応じて紹介していくつもりです。

■ 曳橋 冬の時代

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2013年(H25)9月、それは突然のことです。
橋がたゆんでいる、老朽化し橋をささえている一本木のアオモリビバが縮んで橋板が波打っているというのです。
即刻、通行止めになりました。
それ以来、私たちの前に1年以上も傷ましい姿をさらすことになりました。


【第三世代の曳橋の構築 】


■ 曳橋の再建作業が始まりました

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まずは作業車両などが通れるように城山川をまたぐ作業道の構築です(撮影:14/12/13)。
城山川に直径の巨大なパイプをおき川の水はその中を流れるようにし、その上に城山川をまたぐ土盛りをしています。
それで作業車(者も)が対岸と自由に行き来できるというわけです。
こうやって周辺から固めていく地道な作業が必要なんですね。


■ 曳橋の姿はすっかりありません

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なが年、親しんできた曳き橋がきれいさっぱり撤去されてしまいました(撮影:15/02/21)。
歴史的に忠実であったかどうか、復元遺構ではないなどさまざまな意見はあったと思います。
でもこうなってみるとなんとも寂しいかぎりです。
しばらくの間、私たちはこの空虚な空間を見続けることになります。